◆資源・エネルギー部会
セミナー「石炭・化石燃料産業および関連する法体制の現状」を開催
石炭・化石燃料産業に関する法律を解説するクリステンセン氏(右)と梁氏
資源・エネルギー部会(部会長=四居利之:伊藤忠ミネラルズ&エナジー
オブ オーストラリア)は12月3日、「石炭・化石燃料産業および関連する法体制の現状−Getting to First coal: It's not Mission Impossible−」をテーマにセミナーを開催、28人が参加した。
オーストラリアの石炭・化石燃料プロジェクトの開発に対するさまざまな利権団体からの抗議活動は、過去数年にわたって活発化しており、特にニュー・サウス・ウェールズ州における複数のプロジェクトでは、市民による抗議活動が発生している。セミナーでは、ベーカー&マッケンジー法律事務所パートナーのフィリップ・クリステンセン氏とアソシエートの梁世郁(ヤン・セウ)氏が、石炭・化石燃料産業に関するニュー・サウス・ウェールズ州、クイーンズランド州およびオーストラリア連邦の法律を分析。さらに、州と連邦議会が取り組む環境と開発のバランス確保に配慮した政策を解説した。
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