◆観光・運輸・通信部会/生活産業部会「飛鳥U」視察会」を開催
(飛鳥Uのクルーから説明を受ける参加者)
観光・運輸・通信部会(部会長=橋本吉正:NTTオーストラリア)は2月17日(日)、シドニーに寄港した日本郵船の「飛鳥U」の視察会を豪州日本郵船の協力のもと、開催、13名が参加した。
飛鳥Uのクルーや関係者の方から、飛鳥Uのコンセプトや日本郵船における客船事業についてのわかりやすい解説とともに、船内施設を視察した。
日本郵船での客船事業は、1988年から開始された。飛鳥Uは、日本郵船が所有する3つの豪華客船のうちの1つ。飛鳥というブランド名の客船としては就航から23年、飛鳥Uは2代目であり、今年で7年目を迎える。
本航海では、1月31日に日本を出港し、サイパン、ラバウルを経由して、シドニーに寄港した。オーストラリアを出港したあとは、ニュージーランド、パラオ、ニューカレドニアを経由し、日本へと戻る予定。合計41日間の航海となる。
船内の客室には約1000人が収容可能であり、本航海では、約850人ほどの乗客が乗船している。先日、同じくシドニー港に寄港していた日本郵船が所有する豪華客船クリスタル・シンフォニーがアメリカ合衆国が基点となっているため、客層がアメリカ人中心であるのに対して、飛鳥Uは日本を基点としており、日本人をターゲットとしたコンセプトとなっており、実際に乗船している乗客のほとんどは日本人となっている。
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